山頂で会いましょう

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会津駒ヶ岳(福島県)


離島を除いた日本一の秘境はどこでしょう?個人的な意見ですが、福島県と群馬県、あるいは新潟県に挟まれた尾瀬を中心とした地域かも?東京からは近そうで遠い。その分行ってみると面白い。会津駒ケ岳はその奥にあります。
東武鬼怒川線からさらに乗り継いで野岩鉄道の会津高原尾瀬口で下車。こここまでも実に遠い。バスで登山口に向かおうとして失敗。何とバスは10月で終了。すでに11月でした。11月はダイヤが変わり、途中の中土台公園どまり。仕方なく引き返そうと思いましたが、キャンプ場を予約していたので、そこに電話をかけたらバスを降りたところまで迎えに来てくれるとのこと。バスを降りて待っていると、キャンプ場のオーナーであるおばさんが、軽トラックでやってきました。車に乗せてもらい「キリンテ」という場所の「かわばたキャンプ場」へ。シーズンを過ぎていたため数人がテントを張っていました。青山も適当な場所にテントを張る。早々と就寝。ラジオ(このとき調度プロ野球の日本シリーズをやっていました)を聞きながら休む。
翌朝テントをたたんで、キリンテ登山口から登ります。登山口でまた失敗。たたんでおいたステッキのストッパーが利きません。短いままでは役に立たないからステッキはリックにしまいました。テントと寝袋を入れた50リットルの重いリックを背負った上に補助ステッキなしは辛いけれど仕方がありません。しかし夏場と違って汗もかかず歩は順調です。尾根に出ました。雪はありません。(山頂に若干あり) 念のため軽アイゼンを持ってきましたが不要でした。ただし、周りを見渡せば東北地方最高峰、隣の燧ヶ岳の頂上が真っ白です。
尾根道は広々としていて歩いていても気持ちが良い。ただしところによっては痩せ尾根もあり。駒ノ小屋到着。冬場なので営業はしておりません。その前に駒ノ大池が水をたたえていました。その池にもっこりとした山頂が写っています。池を回って小山を左から登れば山頂到着。
標識で写真を撮る。駒ノ小屋に戻り、最短ルートで下山。下山道は下り一辺倒です。急坂もあります。最後は木製の階段を降りて登山口到着。
ここ檜枝岐村は山深い里ですが、それなりの文化があります。村のメインストリート(六地蔵や公民館があります)を通って中土台公園のバス停へ。バスの時間があったため、公園の中で時間を潰す。
ようやく来たバスで会津高原尾瀬口駅へ。(駅までも遠いです) さらに電車を乗り継いで東京へ戻りました。テント泊の一泊二日でした。

写真1 キャンプ場1  
写真2 キャンプ場2  
写真3 青山のテント  
写真4 駒ヶ岳方向   
写真5 山頂への尾根道
写真6 駒ノ大池     
写真7 会津駒ヶ岳山頂
写真8 山頂からの眺め
写真9 尾瀬方向    
写真10駒ノ小屋    
写真11下山道から  
写真12六地蔵     

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