山頂で会いましょう

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雨飾山(長野県・新潟県)


長野県と新潟県の境にある百名山です。名前がいい。「雨飾山」です。
東京からだと遠いため1泊2日で出掛けました。近くに小谷温泉がありましたが、宿が取れなかったので、松本のビジネスホテルに前泊。
前日は各駅停車を乗り継いで(交通費節約)松本まで行くだけ。翌日朝早くホテルを出て一番の電車に乗り込み、JR大糸線で糸魚川方面に向かいました。途中信濃大町で電車を乗り継ぎ、南小谷駅で下車。タクシーで小谷温泉へ。そこからいよいよ登山開始です。
5月でしたが雪があるとみてアイゼンを持参していました。途中水芭蕉の池や小川の横を通り、登りに入ったところから雪が出てきました。アイゼン装着。雪に覆われた林の中を進みます。トレースがはっきりしないため何度も方向を間違える。途中、雪の谷である荒菅沢を越えてから登りが急になる。傾斜が増すにつれて雪が消えました。(山は山頂より日陰の谷の方が雪が残りやすい) アイゼンをはずします。山頂付近の笹平らから傾斜が緩やかに。笹平は広々としたところです。
山頂は南峰と北峰に別れています。それぞれに上り写真を撮る。
下りは慎重に。雪解け後の初めの山は登山シーズン前ということもあって荒れています。雪の下から現れた浮石がごろごろ。ちょっとした足運びのミスで浮石を転がしてしまう。落石に注意しながら、途中の急斜面では、登ってくる登山者に待っていてもらいました。
下山ではアイゼンをはめないまま、雪の谷もそのまま通過しました。途中の沢で汚れたアイゼンを洗い、登山口まで戻る。
帰りはバスで南小谷駅まで戻るつもりでしたが、近くに無料の露天風呂、小谷温泉がありました。バスの時間があるため温泉好きの青山も一風呂浴びました。
湯に入っている間、おじさん二人と話が弾む。話が進むと、二人とも長野県の方で、どうも車で送ってくれるらしい。断れない雰囲気。湯から上がって同乗させてもらいました。車の中ではもっぱら山の話。そのまま車を走らせて、JR中央線の岡谷駅まで。礼を言って車を降りました。ここから東京に戻ると随分交通費の節約になりました。

写真1 荒菅沢の出会い
写真2 雨飾山南峰   
写真3 雨飾山北峰   

    
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