常に噴煙を上げている有名な火山です。もちろん最高峰にはいけません。あくまで行けるところまで。
山小屋泊まりの一泊二日です。前日に新幹線と在来線を乗り継いで小諸へ。今回宿泊予定の「浅間山荘」から指定の時間、車で迎えがあります。時間があったので、有名な懐古園(注)を訪れました。駅前から車に乗り山荘へ。ここには、赤色をした温泉があります。付近を流れる沢の水も赤い。夕食後就寝。翌朝めずらしく朝食をとってから出発。
まず樹林帯の道を進む。沢に沿って登ります。少し上りが急になったところで、前を行く大学生風の登山者の列を早々に追い抜きまた。青山より遥かに若者ですが、何てことはない。道が少し平坦になり、火山館に到着。人々が休んでいました。この先以前は通行止めでした。もちろん噴火の危険があるからです。危険解除となり、今回は先に進みます。さらに樹林帯の中を歩く。やがて草も樹木もない火山性の砂が堆積する急な登りに差し掛かりました。
砂の道は滑って歩きづらい。山を回り込んで登ります。前掛山と噴火口との分岐に出る。辺りは殺風景な火口原。近くに火山弾避けのコンクリート製シェルターがありました。噴火したらそこに隠れるのです。右へ続く道を登り火口原の縁に沿って進むと前掛山山頂に到着。先ほどの分岐に戻り噴火口への登りに入ります。
ここは登山道ではないのですが、道はありました。しばらく登って噴煙を上げる火口の縁に出る。数歩先は火口です。盛んに煙が上がっています。火口に落ちたら二度の這い上がれません。しばらくして戻りました。
前掛との分岐で、火口に上ろうとしている若者の一団に会いました。万が一のこともあるので、ガスを吸い込まないように、煙がこちらに来たら口をふさぐこと。
下山はまた浅間山荘に戻りました。途中不動の滝に寄りました。山荘到着。時間があったため再び温泉につかる。時間待ちをしてから、車でまた小諸駅まで送ってもらいました。
(注)昔の小諸城の城跡が公園になっている。特に展望台から千曲川の流れを見下ろすのが最高です。
写真1 懐古園
写真2 千曲川の流れ
写真3 登山道からの眺め
写真4 登山道上の奇岩
写真5 山頂を見上げる
写真6 湯ノ 平方面
写真7 避難シェルター
写真8 前掛山付近
写真9 前掛山山頂
写真10浅間山山頂付近
写真11山頂から火口原
写真12火口への道
ムービー1
ムービー2
ムービー3
|