山頂で会いましょう

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茶臼岳(栃木県)その2


2024年6月6日 木曜日。
久しぶりの標高1000メートル超え。1年ぶりの百名山。栃木県の那須岳。那須岳は他にも、朝日岳、三本槍岳がありますが、ロープウェイを使って最も手軽に登れる山、茶臼岳に今回久方ぶりに登ってみました。
東京から那須塩原まで新幹線。往復で1万円超え。もちろん日帰りですが旅費だけでこの金額は馬鹿になりませんな。那須塩原駅からバス。バスは1時間以上乗ります。意外と時間がかかります。終点那須ロープウェイで下車。ロープウェイで山頂駅へ。そこからは徒歩です。そう言えば、大昔青山がまだ小学校低学年の頃、両親と登ったことがあります。もちろん山頂までは行けませんでしたが、ロープウェイを降りてからしばらく登ってみました。那須は火山の山だから山頂では火口から激しく火が噴き出しているだろう。それが見たい。と思ったのです。でも、もちろん火なんか噴いてはいません。その何十年後かに一人で登って確かめました。
今回ロープウェイを使って登るのは初めて。もちろん下りで使ったことは何度もあります。那須は東京から日帰りでも十分に行ける手ごろな山で、ロープウェイを使えば、そこから先、高低差も小さいため楽々登れると思ってました。しかし甘く見てはいけません。岩がごつごつしている上、傾斜も急なために登りづらい。登りは何とか行けても下りが大変。もしかしたら下れないかも。はたまた無理に下ろうとして転倒、骨折でもしたら目も当てられません。下山時の心配に加え体力的にも疲れてきたので仕方ない。途中で休憩したら帰ろうかと思いました。でも、もう半分登っているし、水を飲んだら少し体力が回復したので、とりあえず登ってみることにしたのです。もし下りが困難なら、最悪ロープウェイを使わずに、以前何度も登っている峰の茶屋経由で下ろう。こちらの方が確か傾斜が緩か(←?)だったように記憶している。ということで気分一新して再び登り始めたのです。傾斜が急なところは相変わらず亀のような遅さでやっと登っている感じ。傾斜が緩いところは小走り気味にスピードアップ。程なく山頂到着。
山頂には平日であるにも関わらず大勢の登山者でにぎわっていました。写真を撮って早々に下山。果たして下りはどうでしょう?絶対無理と思っていましたが、足取りは意外と軽やかでした。こういうところは必要以上に怖がると返って危険。リズムを取りながら柔軟に下りましょう。でも以前(たったの6年前)にこのルートを下った時は、飛び跳ねるように駆け下りてきたような記憶でしたが、年をとるにつれて体のバランス感覚は衰え、柔軟性は失われてしまいました。もはや若さというものは二度と戻らないんですね。

写真1 ロープウェイで上る    
写真2 登山開始         
写真3 山頂を見上げる     
写真4 登山道から東方向    
写真5 岩の急な登り       
写真6 山頂の祠         
写真7山頂の様子        
写真8 茶臼岳山頂       
写真9 火口            
写真10朝日岳          
写真11ロープウェイを見下ろす

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