中国地方唯一の百名山「大山」(だいせん)です。
中国地方の最高峰。鳥取県の山。東京から遠いため一泊は無理。他の観光地や温泉を巡り、二泊三日で計画しました。。岡山経由で米子で一泊。翌日バスで、大山寺下車。ここが登山口です。
まず大山寺に続く車道を上って、途中右に曲がって橋を渡り、登山道に入ります。そこから樹林の中の道が続きます。途中多少急なことろもありますが、それぼと険しくはありません。六合目に避難小屋があります。そこで大勢の人が休んでいました。そこから先は展望が開けます。「ダイセンキャラボク」という低木が辺りに茂っていました。
やかで木道の階段状の道になり、頂上の避難小屋(ここでペットボトルなどを販売しているわけではない)を過ぎれば「弥山」の頂上です。
ここから先はロープが張られて「立ち入り禁止」のようです。山頂の剣ヶ峰は、ここよりさらに20メートル高い。雲の先に最高峰が見えます。行きたいけれど、途中のキレット(左右が切れ落ちている狭い尾根)道を見れば、崩落の危険があることが分かります。ここで引き返しました。大山は典型的な火山です。火山性の山では、風化とともに道の崩壊が起こります。
下山は、登ってきた道をピストン。大山寺へ戻りました。
さて、その晩は有名な三朝(みささ)温泉に泊。翌日三徳山に向かいました。三仏寺というお寺に、「投入堂」というお堂が山の崖に挟まっているとのことです。寺の入り口で、登山のスタイルをしていること。単独では駄目。誰かと二人連れであることが登る条件だと言われました。一人での登山は危険だからだそうです。青山は山はいつも単独です。「昨日大山へ登ってきた」と言っても通行を許可してくれません。
調度その時登山の格好をしたおじさんが現れ、相手も一人だったので青山とペアを組むことになりました。二人組になってその先の登山道を進みます。途中急登ありクサリ場あり。登山の格好でなければとても進みません。お寺とあってところどころにお堂があり、そこでいちいち写真を撮りながら歩きましたが、パートナーのおじさんの足の速いこと。どう見ても青山より20歳ぐらい年上(青山はその当時40代半ば)の感じですが、追いつくのがやっと。汗だくだくになりながら、投入堂到着。おじんさに話を聞くと、鳥取県内の百名山を登っているそうです。昨日も違う山、そして明日も別の山に登る予定とか?登山は年齢を重ねてもまだまだ楽しめるものです。
鳥取県はそれほど広い県ではありませんが、青山にとっては何かと因縁があります。登山を始めたきっかけの「久松山」(鳥取市)、日本百名山の「大山」、そしていつも単独の青山がこの時はペアで登った「三徳山」。みな鳥取県です。
写真1 大山山頂
写真2 剣ヶ峰方向
写真3 山頂から下界
写真4 山頂の避難小屋
写真5 車窓から見た大山
写真6 三徳山のクサリ場
写真7 三仏寺投入堂
|