何とも登りがたい山です。一度浦佐方面から登ろうとしたことがあります。新幹線の浦佐駅からタクシーで登山口(越後三山森林公園キャンプ場)へ。登山口でテント泊しようと思い、重いリックを背負ってやってきました。途中道が通行止めのため、タクシーを降りて歩く。キャンプ場の駐車場にテントを張る。本日は雨です。雨の中のテント設営は大変。何とか張って栄養食を食べ、ラジオを聴きながら就寝。
翌日も台風の影響で雨。雨の中テントをたたみ出発。登山道を進み、魚止ノ滝などを経てさらに進むと、その先に巨大な雪渓が。どこを通れば抜けられるのかわからず、結局そこで撤退。交通機関がないため浦佐駅まで歩きました。仕切り直しです。
今回はこの越後駒ケ岳で最も多くの人が登る枝折峠から山頂を目指すルートをたどりました。ただし青山はマイカーがないため、そこまでタクシー利用です。
浦佐駅から在来線で小出駅へ。駅前で今夜の食料を買い込んでバスで栃尾又温泉へ。そこの温泉宿に泊る。ここは旅館ではなく湯治場だそうです。宿で明日のタクシーを予約。ここの温泉は非常に温めです。まさに源泉です。
翌日天候は雨です。時間通りにタクシーが迎えに来ました。そこから山道のハイウェイを通り枝折峠へ。たくさんのマイカーが駐車していました。もちろん駒ケ岳の登山者たちです。雨は上がりました。登山開始です。
それほど急ではない尾根の道を登ります。眺めはなかなか。途中で駒ケ岳が見えました。ただし雨上がりのため道はぬかるんでいます。やがて目の前に越後駒ケ岳の峰が。雄大です。駒ケ岳はとても大きな山です。その先で岩の急坂を登り、登りきったところが駒kノ小屋。大勢の人が休んでいます。ここから尾根の登り、中ノ岳方面からの道と合わさり、最後の峰を登りきってついに山頂到着。98番目の百名山です。天候は晴れ。眺めは雄大。
下山は同じコース。途中小倉山から小倉尾根に折れて駒ノ湯へのルートを下ろうとしましたが、道がやぶだらけ。安全をきしてもとの枝折峠へ。下山道を下りながら、携帯でタクシーの出迎え場所を大湯温泉から枝折峠に変更したことを伝える。枝折峠到着。泥靴を洗っている最中に、朝と同じ運転手さんが迎えに来ました。帰りは浦佐駅まで。
写真1 栃尾又温泉
写真2 登山道より1
写真3 登山道より2
写真4 登山道より3
写真5 山頂方向
写真6 山頂間近
写真7 越後駒ヶ岳山頂
写真8 山頂にて
写真9 駒ノ小屋を見下ろす
写真10駒ヶ岳を振り替える
写真11駒ヶ岳の残雪
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