山頂で会いましょう

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恵那山(岐阜県・長野県)


中央アルプスの南にある百名山です。黒井沢登山道から登ろうと計画しましたが、登山口までの交通機関がありません。駅からタクシーを利用して登山口まで上り、自転車で下ろうと考えました。その前年に登山用ということで折りたたみ自転車を購入しました。折りたたみでなおかつオフロード用のタイヤを有している物は滅多にありません。その代わり重い。重量は14キロあります。オンロード用のロードバイクに比べたらかなり重い。
自転車をたたんで袋に入れ、リックと合わせて肩に担ぎ、JR中央線の普通電車を乗り継いで岐阜県の中津川駅へ。駅前のビジネスホテルで泊。
翌日、駅前からタクシーを拾い、トランクに自転車をつめて出発。黒井沢の駐車場まで行き、自転車を降ろして組み立てます。自転車をチェーンで固定して、登山開始。黒井沢に沿って登り、途中きれいな水を湛えた野熊ノ池を経由して、坂を上り尾根に上がります。あまり急登がないため、子供を連れた親子も歩いていました。その後尾根を外れて、山に沿った長いトラバース道を進みます。やがて非難小屋に出ました。そこで大勢の人が休んでいました。
最高点はこの小屋より西側にあるようですが、山頂の標識がある東側の尾根に向かいました。小さな社が点在する樹林帯の道を越えると、展望台のある山頂に到着。辺りに人はいません。展望なし。
程なくして下山。黒井沢の駐車場に向けて山を下りました。駐車場に止めてあった自転車にまたがり、林道を一気に下ります。下り坂なのでかなりのスピードが出ます。突然目の前の道路に穴が開いているのに気づきました。ブレーキを掛けましたが間に合わず、車輪が穴に落ち、弾みで自転車が転倒。自転車は一回転しながら、岩壁に激突。青山も道路に転がる。運よく自転車は傷なし。青山も怪我は全くありません。
再度自転車を引き起こして出発。たちまちスピードが上がります。やがて広い車道に出ました。車と並んで走ります。下り坂でさらに勢いよくペダルをこぐ。まるで自動車と競争です。時速40キロぐらいは出ていたと思われます。やがて中津川の駅に到着。距離にして30キロメートルくらいか?1時間半ぐらいで下ったように記憶しています。駅で自転車をたたみ、肩に担いで、今度は特急電車を乗り継いで、東京に戻りました。一泊二日の行程でした。

写真1 山頂の社1  
写真2 山頂の社2  
写真3 恵那山山頂 
写真4 三角点    
写真5 山頂の展望台
写真6 山頂付近   
写真7 野熊ノ池   

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