山頂で会いましょう

トップへ戻る 登山の記録へ戻る

富士山(静岡県・山梨県)その2


これが2回目の登頂です。前回(2006年7月)は吉田口(山梨県側)から、今回は反対の富士宮口(静岡県側)から登ることにしました。また前回は最高峰(剣が峰)までは行きませんでしたので今回は是非。日本最高地点へ。
一泊二日で6合目の小屋泊りを計画しました。時期は山じまい(富士山は8月26日で登山は終わり。もちろんそれ以降でも登れます。)を過ぎてから。
新幹線新富士駅からバスで五合目まで上ります。翌日は吉田口に下りる予定ですので、その分のバスの切符も一緒に購入しました。
富士スカイラインで終点の富士宮五合目で降車。同じ五合目でもこの富士宮口は一番標高が高い。ということは一番頂上に近い。
五合目と六合目はすぐです。時間があったため、宝永山に向かいました。宝永山は江戸時代に噴火したところで火口跡が残っています。行ってみると火口は意外に大きい。縁に沿って登ってみましたが、砂の斜面で登りづらい。普通の岩の登りよりも遥かに疲れました。
戻って六合目(標高2500メートル)の「雲海荘」へ。来てみるとお客さんで一杯。ただし、今晩宿泊するのは青山の他、孫とお爺さんの二人組みだけ。
カレーの夕食。夕食後、小屋を出ると、山頂方向に明かりが列をなしています。既に闇夜ですが、これから登る人、降りてくる人があるみたいです。こんな足下も見えない状況でよく上り下りできると思います。岩の斜面で転んだら大怪我ですからね。
眼下は海に沿って沼津市、富士市の街の明かりが光の帯のように見えます。それよりも素晴らしいのは、頭の上。無数の星が光っています。都会では絶対に見られない満天の星空です。夜2階の寝所に向かう。二組なので寝る場所は自由。隣は夜遅くまで会話を続けていました。
翌日小屋の主人に見送られて出発。標高3500メートルぐらいまでは順調。その上で酸素不足もあり足が重くなる。隣の登山者グループでは、一人がバテ気味の様子。しきりに立ち止まり座り込んでは酸素缶(酸素の入った缶詰)を口に当てていました。
ようやく富士浅間神社奥宮到着。そこから剣が峰に移動。最高峰と記した記念碑を撮影。(青山個人は写真には写りません。なぜなら単独登山だから)。さらに今は使われていないかつての富士測候所跡の屋根まで登りました。
下山は火口を半周して、吉田口方面へ。下山道(ブルドーザー道)を下ります。調度そのときブルドーザーが下っていきました。そのすぐ後を走って降りる。もともと歩きにくい砂の斜面は、ブルドーザーにならされて歩きやすいことがわかりました。そのまま七合目付近まで下りました。
駆け下りてきたため前回よりも早く五合目に到着。バスに乗り河口湖駅に着いたのは調度お昼時でした。

写真1 五合目       
写真2 宝永山火口    
写真3 伊豆半島と駿河湾
写真4 眼下の街     
写真5 もうすぐ頂上   
写真6 浅間神社奥宮   
写真7 剣ヶ峰を望む   
写真8 日本最高地点   
写真9 富士火口     
写真10測候所の屋根  
写真11下山道       

    
メール