岩手県最高峰の2000メートル級の山です。
かつて手元に一枚の写真がありました。街を背景に真ん中に山がある。どこの山なのか?誰が撮った写真なのか?分かりませんでした。いろいろ調べた結果、どうも盛岡市街を背景にした岩手山らしい。その写真が撮られた場所も推定しました。ということで岩手山に登るついでに、その写真が撮られたらしい場所「蝶ケ森山」に行ってみることにしました。
東京から新幹線で盛岡へ。盛岡駅から北上川の下流に向かって歩いていくと、左手に小高い山が見えます。ここが蝶ケ森山です。標高はたいしたことはありません。その山頂に公園がありました。そこから岩手山方向を見る。本日は曇っていて山の稜線はぼんやりとしか見えませんが、ここが例の写真の現場であることは確認できました。
そして翌日。盛岡バスターミナルから、小岩井経由、網張温泉方面行きバスに乗り、御神坂駐車場で下車。そこから登山開始です。
途中からひたすら登りです。切接、ワラジ脱場といわれるところを過ぎます。次第に傾斜が増し、一旦上り詰めて、網張温泉への鬼ヶ城分岐から下りました。下ったところが不動平。そこに非難小屋がありました。たくさんの人がいます。彼らはどこから来たのでしょうか?御神坂コースに人は歩いていませんでした。恐らく馬返し駐車場から来たものかと。そこなら馬返しまでマイカーで行けます。そこから主峰への登りです。登ったところは火山らしく大きな火口がありました。(噴煙はありませんが) 一帯は火山地帯です。とても雄大です。山頂はそこから左の方。火口に沿って回りながら登ります。
山頂到着。大勢の人が登っています。ここまでバテずに到着。
下山はまた御神坂コースを戻ります。途中、鬼ヶ城分岐で網張温泉への方向を聞かれた中高年のご夫婦以外、ほとんど人は見かけませんでした。
岩手山といえば石川啄木です。下った先の御神坂駐車場に石碑があり、啄木の歌が刻まれていました。
その後仕事を含めて盛岡には何度も訪れていますが、岩手山は一目で分かります。
写真1 蝶ケ森山山頂
写真2 蝶ケ森山山頂付近
写真3 岩手山登山道
写真4 登山道から
写真5 不動平避難小屋
写真6 火口の様子1
写真7 火口の様子2
写真8 頂上への道1
写真9 頂上への道2
写真10頂上への道3
写真11山頂付近
写真12岩手山山頂
写真13頂上から火口1
写真14頂上から火口2
写真15西側を見下ろす
写真16下界を見下ろす
写真17頂上から
写真18下山道から1
写真19下山道から2
写真20埋もれた鳥居?
写真21御神坂口から
写真22石川啄木の歌碑
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