山頂で会いましょう

トップへ戻る 登山の記録へ戻る

伊豆ヶ岳(埼玉県)


何度も登った山です。埼玉県なのに伊豆ヶ岳。山頂に男坂と言うクサリ場があることでも有名。
最初に登ったのは30代はじめ。会社の同僚と二人で登りました。登山初めてということで、その同僚に案内してもらいました。
この時は男坂を登らず隣の女坂(クサリ場なし)を登りました。下山中滑りやすい急坂で滑落、転がるように落ちました。怪我はありませんでしたが、衣服が泥だらけに。帰りがけ駅のトイレで汚れを落としたことを覚えています。
2度目(2006年5月)は単独。西武線の正丸駅から徒歩です。登山口まで車道歩き、そこから沢に沿った登山道を進みます。前回来た時(10年ほど前)の記憶を頼りに、山道を進むと、行く手に岩があって行き止まり、前回来た時のルートが分からず、仕方なくそこで引き返して、尾根に登る階段状の登山道を登りました。散々道を探したため、尾根に出てから少しバテ気味。早々と休憩。さらに尾根に沿って進みピークを越えると、噂のクサリ場男坂が目の前に現れました。標識があって「落石多発、通行止め」とありました。何人かがそこで引き返し、女坂に向かっていました。青山も初めてのため、あきらめて女坂経由で山頂に到着。
3度目(2006年11月)はその年の秋、前回進めなかった沢沿いの道を再び進みます。途中例の岩に突き当たりましたが、よく見ると何のことはない。薄っすらと足がかりがあります。岩をよじ登れば登山道が続いていました。例の滑りやすい急坂を登り、尾根に出てさらに登ると、例の男坂のクサリ場に出る。おじんさ二人が登っていくのが見えました。その後に続こうか迷いましたが、安全策を取ってまた女坂へ。
年が変わって4度目(2007年4月)。前回のルートで山頂に達し、そこからさらに古御岳、高畑山、天目指峠、そして子ノ権現を経て最後は吾野駅に。この時はヘルメットまで持参しましたが、結局男坂はあきらめました。
5度目(2008年1月)。冬枯れの1月、周りの峰々には雪が付いています。あまり人が訪れない時期、ついに男坂を登りました。登ってみると意外と簡単。ただし列を作って登ると、下に石を落とす可能性もあり、注意が必要です。時期が時期だけに山頂には誰もいませんでした。静寂の中ただ一人山頂に立ち、周りを見まわせば、山々のの雪景色がとても素晴らしかったのを覚えています。ただし、ところどころ雪が残っていたため、下りのクサリ降下は敬遠しました。
6度目(2008年12月)、クサリ降下も成功。
7度目(2014年2月)、わざわざ大雪の日にアイゼンと雪山用リック(90リットル)に(使わないのに)寝袋、テントを詰め出かけました。途中登山指導員の方に出会い、今日はクサリ場は通行止めだと言われ、仕方なく女坂から登りました。山頂は30センチ程の積雪。こんな日なのに天気が良かった精か大勢の人が登山。「日帰りの山にしてはリックが大きいですね」とハイカーの人に言われましたが、「訓練です」と答えました。女坂を降り再び男坂にアイゼンをはいて少しだけチャレンジ。上まで登らず途中で引き返しました。
今後の目標はクサリを使わずどこまで登れるか?そして雪山に再びチャレンジ。そのうち機会があったらの話です。
さて、この伊豆ヶ岳ですが、駅から徒歩で行ける手ごろな山。登山経験の少ない人でも大丈夫です。もちろん最初は女坂から。

メール