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伊豆ヶ岳(埼玉県)その2


6月22日(金)
前日の6月21日、梅雨の谷間、ようやく晴れ上がり、三峰から雲取山荘へ向かう予定が、(体力不足のために)途中で断念。おまけに道を間違えてしまい時間をロス。そこで早々と撤退。予約していた山荘に断りの電話を入れました。もう何回も登っている道、去年も歩いたルート。それが今回は敢え無く退散。何とも情けない話ですが、最近本当に山に登っていませんでした。山というものは実に厳しいです。ちょっとトレーニングを怠ると、あっという間に初心者に戻ってしまう。
と言うわけで、もはやゼロから体力づくりに励むしかありません。初心に帰って今まで何度も登っている埼玉の「伊豆ヶ岳」へ。梅雨時ですが、雨の合間本日は朝から晴天。
9:40 正丸駅発。駅を出て階段を降り電車のガードをくぐって、舗装道路を登ります。途中夫婦二人連れを追い抜く。
9:55 登山口到着。沢に沿って山道を登ります。以前道が分からずに引き返した大きな岩に出会い、今回難なく岩を乗り越え、急で滑りやすい谷を上がります。岩や木の音を掴んで手を汚す。ようやく尾根に上りました。尾根道で休んでいたおばさん三人組を抜かす。
男坂の手前で休憩。水分補給。そしていよいよいクサリ場の男坂へ。来てみると手前にロープ。絶対に通行止めとまではいきませんが、以前来た時よりも厳しくロープが張られている感じ。無理せず女坂へ。(男坂は何度か登っています)
女坂も道がつけ替えられている感じで前に来た時よりも急でした。
11:05 伊豆ヶ岳山頂到着。しばらく休憩。下山は「子ノ権現」から吾野駅へ下りる予定。(この道は前に一度縦走しています。今回は2回目)
古御岳に向かう途中、木を揺らす音。獣のいる気配。後ろ姿が黒かったから最初はクマかと思いました。近くの木に「ツキノワグマ」の目撃情報が記されていました。しかし歩き方からすぐに猿だとわかりました。何匹もいる感じ。親子連れです。近づくとそれとなく逃げていきます。
古御岳山頂到着。山頂に東屋あり。前に来た時にはあったかな?
高畑山山頂でおじさん二人組を抜かす。途中「中ノ沢頭」を経て、
12:50 天目指峠(アマメザストウゲ)到着。峠の脇に東屋があります。もう「子ノ権現」は近いと思って甘く見てました。しかし、ここからいくつもの峰越えがありました。ここのアップダウンが一番しんどかった。越えても越えてもまだ峰が続きます。
13:50 ようやく「子ノ権現」到着。ここは大きな”ワラジ”が有名です。ここまででほぼコースタイム。舗装道路を下って吾野駅へ向かっているつもりが西吾野駅へ出てしまいました。以前来た時には、ちゃんと吾野駅に着いたのに。途中山道に入るのを見落とした精です。
久しぶりの縦走。(縦走と言っても本当にミニ縦走) 家に帰ってから足が痛い。体力不足を痛感。まだまだトレーニングが足りませんな。しかも道間違えが多い。山の感が鈍っている証拠。大いに反省するとともに、その克服方法はただ一つ。経験を積むことです。というわけで近いうちにまた近隣を縦走型登山します。

写真1 登山口      
写真2 男坂登り口   
写真3 伊豆ヶ岳山頂  
写真4 クマ目撃情報  
写真5 古御岳山頂   
写真6 高畑山山頂   
写真7 送電線建設現場
写真8 中ノ沢頭     
写真9 天目指峠     
写真10子ノ権現山門 

    
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