いよいよ本格的登山として3000メートル級のアルプスに挑みます。まずは、南アルプスの男性的な山、甲斐駒ケ岳。駒ケ岳という名前の山は全国にありますが、この甲斐駒が最高峰でしょう。
1泊2日で計画。山小屋泊まり。山道を登ったところにある「仙水小屋」という小屋です。週間天気予報を見て、1週間前に予約を入れたところ。キャンセルが出たため幸運にも1名ならOKとのこと。どうやら定員制のよう。それに加えて人気の小屋です。
まずJR甲府駅から広河原行き季節バスに乗りました。広河原まで調度2時間掛かります。土日は増便されることもあります。途中の夜叉神峠からはマイカーは通行できません。めずらしくガイドさんが乗り込み、場所場所で(有名な滝などの)アナウンスがありました。
広河原は山の中の桃源郷といった感じです。このなところで一日中のんびり過ごしたらさぞ幸せだろうと感じました。
広河原から先は専用のマイクロバスです。着いたところが長野県との境「北沢峠」です。ここから山道を歩いて約40分。「仙水小屋」到着。本日は満員の様子。離れにある小屋で寝かされました。一人分の幅は50センチというところでしょうか?夕食は驚きです。こんな山の中で何と刺身が出ました。早々と就寝。翌日はまだ真っ暗な3時に突然明かりがつけられ起床。こんなに早く起こされるとは思わなかった。
これがこの小屋の習慣らしく、皆せっせと起きだして早々と朝食を済ませて出て行きました。小屋の人に聞くと、「こういう小屋があってもいいでしょう」と。確かに。青山はまだ眠かったため、少なくとも足下が明るくなってから出ようと思っていたため、再び寝ました。
起床後身支度を整えて出発です。
まだ辺りは薄暗い。仙水峠に向けて山道を登ります。日の出ともとに仙水峠に到着。ここからコース一の急登を登り駒津峰に。途中年配の人に追いつかれました。話を聞くと、昨日は仙丈ヶ岳を登り、本日は北沢峠から来たらしい。「速い人もいるもんだ」
駒津峰から先は岩の道です。一旦下って六方石を通過。そのまま直上せず、右に回り込んで、摩利支天を見ながら岩と白砂の急登を登ります。
余りの急坂だった精か、へたってきました。10メール歩くのもやっとです。でも山頂まではあとわずか。
ようやく山頂到着。雲の切れ間から下界を見下ろす。反対側を見れば、日本第二の高峰「北岳」が望めます。
下山は駒津峰から双児山を経て北沢峠への最短コースを取りました。下山中たくさんの人が登ってきました。人気の山です。北沢峠からバスを乗り継いで甲府へ。
写真1 仙水小屋
写真2 富士と鳳凰
写真3 六方石
写真4 北岳方面
写真5 山頂から下界
写真6 山頂の社
写真7 甲斐駒ケ岳山頂
写真8 摩利支天方向
写真9 甲斐駒を振り返る
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