山頂で会いましょう

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開聞岳(鹿児島県)


別名薩摩富士、開聞岳です。東京からは実に遠い。
2010年、年が明けて冬。この時期でも開聞岳は雪が降らないだろと思い出かけました。もちろん飛行機です。東京から宮崎へ。宮崎の都井岬(注1)などを巡り、前日に鹿児島市内のビジネスホテル(JR鹿児島中央駅の前)に泊。翌日朝早く指宿枕崎線に乗り、指宿駅下車。ここで列車は終点です。(終点は枕崎ですが、ここから先の列車の本数が少ない) ここからバスに乗り換えて、開門駅から登山開始です。この開聞岳はその特徴ある姿から、どこから見てもすぐに見つけられます。標高は1000メートル未満ですが、ほとんど海抜0メートルからの登山です。
駅から歩いてすぐに1合目。2合目から登山道に入ります。5合目あたりから鹿児島湾が見渡せます。この登山道は、南から山を回り込むように作られています。火山性の山、特にコニーデ式火山(注2)には、こういう登山道が多くあります。若干の梯子場などもありますが、危険個所はなく山頂到着。もちろん山頂に雪はなし。ここからは大ウナギで有名な九州一の広さを誇る円形をした「池田湖」が見えます。そこから火口方向を眺めましたが、灌木で覆われていてよく分かりませんでした。(トロイデ型火山ははっきりした火口がない)
下山は来た道を引き返します。(他に登山道がないため)
開門駅から指宿駅経由で鹿児島市内に戻りました。(列車の本数が少ないため注意)
その日は、鹿児島県内の「市比野温泉」に泊まり、翌日は船で桜島へ渡りました。桜島は有名な火山です。もちろん登山禁止です。ですが一度登ってみたい。(展望台まで徒歩で登る) その後鹿児島市内を見学して、飛行機で東京へ帰りました。
(注1) 野生の馬がいるところで有名
(注2) 火山の分類の一つで、外形が円錐状になっている。ただし、開聞岳はコニーデ火山の上に、トロイデ火山(外形が釣鐘状)がのっている形をしている。
写真1 開聞岳を望む 
写真2 開聞岳一合目 
写真3 山頂と池田湖  
写真4 火口       
写真5 三角点      
写真6 長崎鼻方向   
写真7 線路にいた猫  
写真8 日本最南端の駅
写真9 登りたい桜島  

    
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