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霧ヶ峰(長野県)その2


2024年7月7日日曜日
七夕のその日は、今年3つ目の百名山、霧ヶ峰に登りました。その時期、駅から山に向かうバスが土日祭日しか走っておらず、珍しく日曜日の登山となりました。
午前7時JR新宿駅。この時間の特急列車に乗ると、昔はお昼に調度上高地に着くルートがあったのです。青山は何度も使わせてもらいました。久しぶりにそのルートで行こうと思いました。昔と違うのは特急列車に自由席がない。予め席を取っておく必要があるのです。昔サラリーマンをしていた時は通勤のため駅を経由する際、ついでに切符も買ってしまうことができましたが、今はほとんど家にいるため、わざわざ切符を買うためだけに電車賃を使うのももったいない。そこでネットから指定券を購入してみました。ネット予約は慣れていないためなんとなく使いづらくて、今まではほとんど利用実績はありませんでした。(青山はJR東日本の会員ではありません。なぜか西日本の会員です。それでも何とか東日本内の特急券を予約することができました)
当日は切符を受け取らないといけないため、窓口が混んでいたら切符をもらうまでに時間がかかるだろうと思い、早目に家を出ました。この時間はまだバスがないため最寄りの駅まで歩きです。この駅まで歩くだけで疲れました。早汗だくになりました。そうしたら電車発車1時間前には駅に着いてしまい、切符の受け取りも自動券売機の操作によって簡単に取得することができました。
7時調度発松本行特急に乗りました。例によってこの電車、昔も今も登山者が実に多い。もしかしたら乗客の半分は登山者ではないか?座席は満席だそうです。何たってJR中央線は登山のデパートと言っていいほど周辺に山が多い。というよりも山だらけです。今回の「霧ヶ峰」は上諏訪駅で下車しました。目につくのは霧ヶ峰方面行きバス停に向かう登山者の列。バス停に着くと乗り切れないほどの利用者が並んでいました。あらまあ!バスは2台出ましたが、青山は立ち席です。これから1時間近く立っているのは辛いです。例によってバスを利用している登山者は中高年が主。青山は「車山肩」のバス停まで乗りました。この車山肩バス停には駐車場があるらしくて、バス停に着く手前で大渋滞にハマりました。バス停はすぐそこにありますが、なかなかバスが近づけないのです。マイカーで登山口まで向かう登山客が多いからでしょうが。本日は休日しかも天気がいいため、登山客の数も普段登っている東京近郊のマイナーの山と比べてけた違いに多かった。山に登るときぐらいマイカーを使わずに、電車バスで来なさいといいたいです。
バス停「車山肩」到着。このバス停で降りれば山頂までは(昔なら)あっと言う間です。帰りのバスの時間を確かめて登山開始。登山は至ってシンプル。この車山肩バス停から山頂を往復するだけです。何とも詰まらない登山です。昔は日帰りで沢渡、八島湿原、物見岩辺りを一周したと思いますが、体調不良のため、とりあえず今回は山頂まで行ければ後は引き返すのみ。登山道は浮石がごろごろしていて歩きづらい。帰りのバスまで2時間近くもあり余裕で行って帰ってこれるとは思いますが、ちょっと心配です。
写真を撮りながらゆっくり進む。とにかく天気がいい。被写体となる高原の素晴らしい風景が目の前に広がっています。これはテレビなどの映像では伝わらない、現地に来てみないと分からない景色です。下界の眺めもよし。独特の形をした蓼科山が望めます。さらに遠方には、うっすらと影を引く富士山も眺められました。
時間をかけて登りようやく山頂到着。ここまでで1時間以上もかかってしまいました。何となく帰りのバスに間に合うか不安。休憩なしで早下山。下山も歩きにくい。急いで下れば足を石ころに取られて転倒する可能性もなきにしもあらず。慎重に下れば遅くなりコースタイムをオーバーする可能性も。下山時のコースタイム30分で残り40分。余裕とは言えません。でもまあ何とかバス停到着。来たときは大渋滞していたバス停の混み具合も解消されていました。バスは時間通りに来ました。

写真1 車山全貌   
写真2 車山肩バス停
写真3 登山開始   
写真4 登山道の登り 
写真5 山頂のドーム 
写真6 車山山頂   
写真7 蓼科山を望む
写真8 山頂の社   
写真9 下界と富士山

    
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