山頂で会いましょう

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雲取山(東京都・埼玉県・山梨県)その1


今まで(2018年4月現在)に一番多く(計5回)登った百名山です。ご存知東京都最高峰。
1回目は2008年5月、最初の山小屋泊体験です。
天気予報が一週間前にならないと発表されないため、ギリギリまで待って小屋には前々日に電話で予約を入れました。
奥多摩駅からバスに乗り換え奥多摩湖方面へ、小河内ダムを過ぎてさらに乗り「お祭」という停留所で下車。そこから「後山林道」を3時間、ひたすら徒歩です。やがて林道は登山道になる。橋を渡ると上に山小屋が見えます。「三条の湯」という小屋です。
受付を済ませ、宿泊届けに明日のコースを記して、部屋に入る。部屋は大部屋です。入り口に昔ながらのストーブが。5、6人ほどが泊まる様子。皆おじさんです。
何しろ生まれて初めての小屋宿泊なので、勝手がわかりません。ここは「三条の湯」とある通りお風呂があります。湯とありますが、川の方から引いた湧き水を沸かしているようです。入ってみると「熱い!」。
夕食までに時間があったため、サンダル履きのまま散歩がてらに隣の飛龍山の登りを少し歩いてみました。小屋での初めての夕食を味わう。山に入れば何でもおいしく食べられます。夕食の際に、小屋の人から「東アルプス楽集国」のスタンプカード(当時やっていた)を受け取りました。4つの小屋に泊まるとバッチを、8つでTシャツをもらえるそうです。
翌日朝食を食べずに早々と出発。山の朝は寒い。とりあえずジャンパーを着込んで出かけましたが、途中で熱くなってきたためリックにしまう。県境の稜線に出て(三条ダルミ到着)、最後の急登がきついです。非難小屋までたどり着けば山頂はすぐ。
朝早かった精か山頂は無人でした。ここは東京都の他山梨県、埼玉県の県境。それぞれに標識があるみたい。
帰りは石尾根を経由して、鴨沢に下りました。下りでは上がってくる多数の登山者とすれ違いました。人気の山です。下山道は大勢の人が歩いている精か、道は整備されています。歩きやすい。かつ眺めがいい。歩いているだけで気持ちいい。この石尾根の下りは何度も歩いていますが、好きなコースの一つです。
昼前に奥多摩湖の上流部、鴨沢バス停に到着しました。
2回目は2008年11月、登山口から前泊日帰りピストンを計画しました。前日に鴨沢の「山の家」で泊。(事前に予約を入れておきました) ここは山小屋ではなく街中の宿です。ただし、「東アルプス楽集国」に名前がありました。話をしてもスタンプカードのことは知らない様子。ただしスタンプを押してもらう代わりに宿泊代を少し割り引いてもらいました。ここは素泊まり、個室でした。
夜明け前に起きて、朝6時出発。朝の涼しいうちに、どんどん進みます。この石尾根は長いけれど緩やかな上りのため、あまり疲れません。ただし、小雲取あたりから例のバテが出てきました。どうやら青山の場合、高低差1000メートルを超えるあたりから疲れが始まるようです。
この鴨沢コースは山頂まで高低差1500メートル弱。ここを1日で無理なくピストンできれば登山者としては中級?だそうです。
ようやく山頂に到着。鴨沢から4時間ほど。まあまあです。そのまま同じルートを下山。昼1時過ぎにはバス停に戻りました。

以下、2008年5月に登った時のもの
写真1 三条の湯    
写真2 山頂の標識  
写真3 山頂からの眺め
写真4 三角点     
写真5 もう一つの標識
写真6 下の避難小屋 
写真7 石尾根の下り 
以下、2008年11月に登った時のもの
写真8 山頂から富士 
写真9 石尾根より   

    
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