山頂で会いましょう

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幕山(神奈川県)その2


再び神奈川県の幕山、因縁のです。
来年の目標を富士山に決めて、まずは新たに登山靴を購入しました。実は今までただの運動靴を履いていたのです。
運動靴と登山靴ではまったく違います。とにかく岩がごろごろしている登山道で、角ばった石の上にのっても痛くない靴、電車の中で足を踏まれても気が付かないほど丈夫なものが求められます。初めての富士山と言うことで、店の店員に相談して、(初めての山が富士山で、登り終わったらもう不要になるかもしれないのを見越して)まあ初心者向けの一般的な靴を買いました。この靴を後々槍ヶ岳で靴底が剥がれるまでの6年近く履き続けました。
さて、この低山は雪も滅多に降らないため一年中登れるし、十分日帰り可能なためトレーニング的にはいいかもしれません。
例によってJR湯河原駅から登山口まで徒歩。ジグザグの急登を登り休まず一気に山頂へ。前回よりも短時間で着きました。帰りは、反対側からゴルフ場方面へ下りました。下りの舗装道路で足が痛い。履きなれない登山靴の初めて試し履きだったため、靴ズレを起こし靴下まで血に染まりました。ただし、靴ズレはこの時だけ。次回からは足にぴったりはまり、軽やかな足取りです。
3回目はその9年後。隣の南郷山とセットで登りました。この日は太陽が照り付けて真夏のような暑い一日でした。急登で次々に登山者を抜かし、標準タイムの半分ほどで山頂へ。帰りは南郷山からJR真鶴駅へ下りました。途中、自鑑水という小さな池のそばを通りましたが、林の中にわずかに水が溜まっていたのを覚えています。
この幕山は登山はまったく初めてという人を連れてくるにはいいかも。途中の急登は、意外に山というものはきついんだなということを教えてくれます。

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