山頂で会いましょう

三浦アルプス（神奈川県）

広くはない神奈川県の三浦半島。あまり高い山もありません。ですが侮ると大変ですよ。
三浦半島を東西に横切る山や峰。三浦アルプスと呼ばれています。もちろん日本アルプスとは比べものになりませんが。相模湾から東京湾に、半島を横断します。
京浜急行新逗子駅へ。そこから自動車道路を進みトンネルを抜け、さらにトンネルに入る手前で右に折れます。坂を上ってトンネルの上に出て、教会の横を通ります。そこから山道。坂を上って仙元山。小さな標識があり、相模湾、江ノ島が見渡せます。そこからさらに山道を進みます。途中階段状の登りがあります。上がったり下りたり。左から来た道と合わさって先を進むと、道は下りに入りました。
海が見えてきました。もう横須賀（東京湾）か？と思いきや、そこは相模湾（葉山）でした。「あれ？？」　途中の分岐で大失敗をしてしまったようです。典型的な道間違い。その日はそのまま、また新逗子駅から帰宅。
道を間違えた場所を確認して、一月後再度アタック。
同じルートを辿って、仙元山から下る。途中左から道が合わさりますが、その道こそが本来のルートでした。途中観音塚などを越えて尾根伝いに峰をいくつか越えます。峰のピークでは下る方向を間違えやすい。あるピークから下っていくと、道は藪の中へ。さらに下ると沢が現れました。そこで行き止まり。またしても道間違いです。ピークに戻り、本来の道を進みます。
アップダウンもそこそこあり、こんなルートでも少しバテてきました。乳頭山到着。そこから高速道路が見下ろせます。方向的には間違いありません。高速道路を越えて、公園（塚山公園）の中を通り、ＪＲ横須賀線田浦駅到着。
同じ里山でも、難易度はいろいろあります。ここ三浦アルプスは一つ間違えば（大げさですが）遭難です。低山を甘く見てはいけません。逆にそれだけに面白い。山の経験を積むという点で里山は勉強になります。これからも機会があれば訪れたいと思っています。
なお、三浦半島の山々同様。同じように房総半島の山々にも、面白いところがあります。その話はまたいずれ。

写真1 仙元山山頂　　　　　　

写真2 相模湾と江の島　　　　

写真3 分岐の標識　　　　　　　

写真4 左から来て右へ上がる

写真5 観音塚　　　　　　　　　　

写真6 乳頭山から東京湾　　　

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