山頂で会いましょう

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明神ヶ岳(神奈川県)その2


リハビリ登山。この明神ヶ岳は海抜1100メートルを超えています。いよいよ1000メートル越えなるか?この山、今までに2回登っています。1回目は大昔、中学生の頃。そして10年以上前の2007年12月。つまり中学生でも登れる山。もし登れなかったら悲しい。
2019年10月6日、日曜日。
前2回と同じ。小田原駅から伊豆箱根鉄道の大雄山線。終点大雄山駅下車。バスで道了尊に。ここには有名なお寺、最乗寺があります。バスを降りると真ん中の階段の道がお寺に続いています。左に曲がって橋を渡り杉林の道を進み、左側から山道に入ります。まず尾根に上がります。この上りがなかなか急です。尾根に上がって右へ向かいます。比較的緩やかな尾根道です。中学生でも楽々でしょう。しかしところどころ急な上りも多少あります。天候が悪い(曇り)のため、日曜日なのですがあまり人は歩いていません。恐らく山頂からの眺めは期待できないでしょう。林道手前で一人抜く。途中の見晴小屋通過。その先も比較的穏やか。辺りが開けて、草道に出る。さらに進むと「明神水」という湧水があります。樋から流れ出る水で口を漱ぐ。
ここまでは比較的順調。明神水で声だけ聞こえた団体さん。追いつけそうで追いつけない。そのうち先を行く団体の声が聞こえなくなりました。もしかしたら下っていたのか?その先の広々としたところでいました。数名の中高年の男女です。しかしこちらはバテ気味。登り始めてから初めての休憩。草の上にリックを降し、中に詰めていたペットボトルをがぶ飲み。この日は曇りでしたが、蒸し暑かった。かなり汗をかいていたため、多量の水を飲んでしまったのです。それがまずかった。登山中の水分補給は最低限。飲みすぎると返って身体が重くなる。今までは常識だったことさえ忘れていて、欲しがるまま飲んでしまいました。初歩的なミスです。
その先足が重くなり容易に進めません。度々休憩を取る。休憩のたびに水をがぶがぶ飲む。明神水から山頂まで意外と遠い。もはや体力的にも限界。引き返したい気分です。最後の登りが急。上り切って箱根外輪山の尾根に出る。そこから先は近い。5分足らずで山頂に着きました。時間は2時間25分。標準タイムを縮められませんでした。前回の高尾山とはえらい違い。やはり距離が長い分体力的にきつい。まだまだ本調子とは言えません。山頂には追いつけなかった団体さんがいました。そこにはベンチが数か所あって、反対側の箱根神山方向は開けていましたが、霧で何も見えません。
5分ほど休んで下山。下山道は2度歩いている宮城野へ下るコース。外輪山に沿い明星ヶ岳方向に進みます。途中何人かの登山者とすれ違う。足が本調子ではない青山。登りの登山者の前で滑って転んだら大変。すれ違うたびに安全な場所で待機。これが上り登山者から見れば、余裕で道を譲ってくれていると思われている感じ。「済みません」と言って通過していきました。
宮城野の分岐へ。ここから先は急な下りです。道了尊からの道は緩やかですが長い。ここは最短で下れるのですが、その分急です。青山に下れるか?慎重にゆっくりと足場を確かめながら下ります。途中階段の道で滑りました。転んで背中から倒れ込む。リックがクッションになった精で傷なし。しかしリックが汚れてしまいました。
やがて車道に出る。そこは別荘地?のよう。ここから先はアスファルトの道か、と思いきや、住宅地の横にハイキングコースと書かれた登山道が。この道なかなか荒れています。片側は住宅なのですが、先ほどの山道よりも難路?です。しかも長い。ようやく登山口へ。そこから先は街中の道。10分ぐらいでバス停です。頻繁に来るバスは混んでいて満席。さすがは観光地箱根。バスで箱根湯本駅へ。小田原駅で乗り換え、小田急の急行で帰りました。

写真1 最乗寺山門    
写真2 登山口へ向かう 
写真3 尾根に上がる   
写真4 登山道       
写真5 杉林の道     
写真6 林道に出る    
写真7 途中の見晴小屋 
写真8 ゆるやかな尾根道
写真9 開けた道      
写真10外輪山が見える  
写真11明神水       
写真12相模湾を遠望   
写真13明神ヶ岳山頂   
写真14山頂の様子    
写真15神山方向     
写真16登山道脇の花  
写真17明星ヶ岳方向へ 
写真18箱根外輪山の道 
写真19箱根の街が見える
写真20宮城野へ下る   
写真21下山道       
写真22住宅地横の登山道
写真23宮城野登山口   
写真24箱根のホテル街  

    
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