山頂で会いましょう

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苗場山(新潟県・長野県)


スキーで有名な苗場山です。最初に登ろうとしたのは、2011年の6月でした。越後湯沢駅からタクシーでかぐらスキー場へ。もうスキーシーズンは終わっていましたが、雪はかなりありました。スキー場が雪に覆われていて、どこが登山道なのか分かりません。雪の多さに軽アイゼンでは無理と考え、敢え無く撤退。また次回に挑戦です。
1年後、越後湯沢のホテルで泊。一泊二日です。買ったばかりの無線機(トランシーバー)を携帯しました。マイク(兼スピーカー)をリックの肩掛けに装着して、常に交信を聞きながら登ります。
今回は雪もほとんど溶けていて、登山道がはっきりしていました。かぐらスキー場から、休憩によい下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝と越えて登ります。途中、登山道を外れて登っていると、カップルの登山者から「道はこっちですか?」と聞かれたので、「違います!あれが登山道です」と答えました。正規の道は隣でした。
神楽ガ峰を越えると苗場山の山頂が望めます。一旦下って登り返す。この最後の登りが急でした。無線機に交信が入りました。
峰に上がると、そこは信じられないくらい広大な湿原地帯です。ここが山頂かと驚くほど広い。この付近の山(他にも巻機山や平ヶ岳)は、2000メートル級ですが、山頂がテーブル状に平たくなっている。つまり頂上が尖ったピークのようになっていないのが特徴。
池を越えたところに苗場山の山頂を示す標識が立っていました。
下山は来た道を戻りました。神楽ガ峰への上りの手前に雷清水という湧水があり、一杯飲みました。神楽ガ峰を越えるところに大きな岩があって、よじ登ろうとしたとき足を滑らせてしまいました。少し足を痛める。程なくかぐらスキー場の和田小屋に到着。さて、ここからどうやって帰るか?行はタクシーでしたが、ここまでタクシーを呼ぶこともできず、山道を歩きました。途中、一台の車が横に止まって、「乗りませんか?」と誘われましたが、それを断ってひたすら歩く。前回来たときには、越後湯沢駅まで歩きました。その時は足の裏が豆だらけになり、しばらく登山ができませんでした。今回はバス通りまで下って、バス停からタクシーを呼びました。

2011年6月
写真1 かぐらスキー場  
2012年6月
写真2 登山道から1   
写真3 登山道から2    
写真4 神楽ガ峰から山頂
写真5 山頂への登り   
写真6 山頂の雪      
写真7 山頂の池糖    
写真8 山頂の湿原    
写真9 苗場山山頂    

    
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