最近の天気は雨かまたは曇りで晴天の日がほとんどない。今年は例年になく梅雨の開けるのが遅い。もう来週は8月です。天気予報は曇りですが、せっかく休みを取った精もあり、近場の山へ出掛けました。
2020年7月30日
大山。もう何度も登っている神奈川県の有名な山です。通常は小田急線伊勢原駅からバスとケーブルカーを乗り継いで大山阿夫利神社から登るルートが一般的。本日は小田急線秦野駅からバスで、丹沢方面の登山口であるヤビツ峠に向かいました。(平日はヤビツ峠行バスの本数が少ないので注意) ヤビツ峠は丹沢のメジャーな登山口ですが、天候の精かバスに乗っている登山者は青山一人。
ヤビツ峠着。辺りは霧で視界悪し。ここから丹沢の塔ノ岳へ縦走できます。青山も何度か登りました。今日は反対側の大山山頂へ向かいました。山頂まで2.3キロとあります。階段状の坂を登るとすぐに蓑毛からの道と合流。以前元気な時に蓑毛から直で大山山頂まで登ったことがありました。
緩い登りや平坦な道と続く。途中から雨交じりの天気になってきました。下界では土砂降りでも山では大方それが霧雨になり、さらに木々が頭上を覆っているため、雨は雨でも気になりません。そのまま傘もささず、レインウエアも着ないで歩きました。もちろん帽子や上着はびっしょりですが。
突然携帯電話が鳴って、地震速報の知らせです。大きな地震なら、崖崩れの危険がありますが、登山中の地震としては、建物の中にいるよりも危険は少ない。しばらく様子を伺って、揺れを感じないため道を進みました。(後にこの警報は誤報と判明)
さらに道を進むと岩の急な登り、クサリも出てきました。大したクサリ場ではありませんが、もちろん安全策を取って、しっかりとクサリを握って登ります。更に木道の道を進み、阿夫利神社からの道と合流します。ここまで来れば後15分ほどで山頂です。これまでに数人の人とすれ違いました。鳥居のところで一休み。ペットボトルを飲む。少し進むと山頂到着。辺りには誰もいません。雨は相変わらず降っています。展望はなし。辺り一面霧です。
しばらくして下山。帰りは最初にこの大山を登った際に向かったルート、「見晴し台」方面へ下りました。階段状の道、さらにクサリの岩場。意外と時間がかかりました。一時間ほどで見晴し台到着。ベンチとテーブルが沢山並んでいます。人影無し。例によって何も見えません。ここから阿夫利神社の方へ。緩やかなトラバース道。途中に二重滝がありました。遠くから見ると意外に高いところから流れ落ちていることが分かります。阿夫利神社到着。帰りはケーブルカーで下り、そこから両側がお店になっている参道を通ってバス停へ。
平日ではありますが、夏休みだというのに人の出が少ない。例のコロナの影響ですが、全国の観光地も恐らく大きな打撃を受けていると思います。それに対して当局の対応は実にチグハグ。コロナの感染防止策も人々に不要不急の外出を自粛するよう要請するだけ。感染拡大防止と観光復興、どちらも失敗すると思います。
青山自身はコロナなんか怖くない。せめて青山だけでも地方に出かけて、何があっても山登りだけは続けたいと思います。いつの日か観光業にも活気が戻り、一日も早く世の中が昔の姿を取り戻すことを願う次第です。
写真1 ヤビツ峠周辺
写真2 登山口
写真3 蓑毛との分岐
写真4 休憩場広場
写真5 登山道の様子
写真6 登山道から
写真7 平坦な道
写真8 阿夫利神社への分岐
写真9 奥社の鳥居
写真10雨の大山山頂
写真11見晴し台へ下山
写真12見晴し台休憩場
写真13見晴し台からの展望
写真14ケーブルカー
写真15バス停から
ムービー1
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