山頂で会いましょう

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尾瀬・至仏山(群馬県)、燧ヶ岳(福島県)


昨年行けなかった尾瀬に今回出掛けました。尾瀬には二つの百名山があります。至仏山と燧ヶ岳(ひうちがたけ)です。いずれも2000メール超えです。
行けなかった理由は、至仏山から尾瀬ヶ原に下りるルートが登り専用とのこと。すると初日に、尾瀬ヶ原を越えられません。今回は鳩待峠から、まず至仏に登り、また鳩待峠に戻る。そこから下って山の鼻に。ここで一泊。翌日尾瀬ヶ原を越えて燧ヶ岳に登る。東京から一泊二日です。
高速バスで戸倉へ。そこからマイクロバスに乗り換えて鳩待峠へ。ここには山小屋などがあります。
そこからまず至仏を目指しました。緩やかな樹林帯の上りから始まります。次第に高度を上げていきます。途中に湿原があります。樹林帯を抜け岩の急登にかかります。いくつかピークを越えて山頂に到着。西の方向を見ると尾瀬ヶ原、さらにそれを越えて、対抗する燧ヶ岳が望めます。ここは群馬県。相対する燧ヶ岳は福島県です。
下りはまた登ってきた道をバック。鳩待峠から沢沿いの木道を降りて山ノ鼻に。ここは付近に山小屋やキャンプ場があります。尾瀬ヶ原の西の端です。その山の鼻小屋に宿泊。夕食前に近くのビジターセンタに立ち寄りました。そこでは尾瀬ヶ原の形成の歴史が説明されていました。小屋では個室。こににはお風呂もあります。ただし石鹸の使用はNG。自然環境に配慮するためです。
翌朝朝早く出立。有名な木道を歩き尾瀬ヶ原を横断します。日が昇ると正面に燧ヶ岳がそびえていました。本日はそこを登ります。
朝早い精か木道では誰も歩いていませんでした。人影すら見当たりません。当然尾瀬名物、歩荷(ぽっか)さん(注)も。
高い樹木はありません。見渡す限り平原です。(このような周りを山に囲まれ高い樹木がない平原では、時間帯(夕刻)により落雷に注意すること)
やがて下田代十字路に到着。そこには何軒かの山小屋がありましたが、人の姿が見当たりません。既にに燧ヶ岳を目指して出発したのでしょうか?そこから山道に入ります。最初は緩やかな樹林帯。そのうち勾配がきつくなる。樹林帯を抜けハイマツなどの高山植物地帯に出ると、辺りが開けました。後ろを振り返ると尾瀬ヶ原を越えて至仏山が望めました。最高峰の柴安ーに到着。さらに下って上り返せば俎ーのです。
この登り返しのところでバテました。下ったところの岩陰で休憩。しばらく休んだ後、俎ーに到着。眺めは最高です。天気が良いのでなおさら。眼下に尾瀬沼が見えました。山頂には大勢の人が(特に団体さんも)いました。皆記念写真を撮っています。
下山は尾瀬沼方面に長英新道を下ります。急坂を下って樹林帯に入りました。そこからは単調な下りですが、道のりは長い。ようやく○大江湿原に到着。湿原地帯を進んで尾瀬沼の東岸に出ました。ここには山小屋(長蔵小屋)があります。素晴らしいことろです。
さらに登って一つ山を越えました。そこから先は下り。一ノ瀬を越えて林道を下り、大清水に到着。ここから東京へ向かう高速バスが出ています。
(注)尾瀬には車のは入れる林道がないため、山小屋への荷運びはもっぱら人力。荷物運びの人を歩荷という。100キロもの荷物を運んでひたすら歩く。青山にとてもできません。


写真1 鳩待峠        
写真2 至仏への登り   
写真3 尾瀬ヶ原と燧ヶ岳 
写真4 至仏山山頂     
写真5 至仏山からの下り 
写真6 山の花小屋     
写真7 早朝の尾瀬ヶ原  
写真8 至仏を振り返る   
写真9 湿原地帯       
写真10晴れてきました   
写真11燧ヶ岳への登り   
写真12尾瀬ヶ原と至仏   
写真13燧ヶ岳(柴安ー)頂上
写真14柴安ーから俎ー   
写真15柴安ーを振り返る  
写真16尾瀬沼を見下ろす  
写真17尾瀬沼         

ムービー1 尾瀬沼の岸辺

    
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