山頂で会いましょう

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利尻岳(北海道)


北海道の利尻島にある利尻岳は実に遠い。当然飛行機です。羽田から稚内空港へ。飛行機の便数が少ないので注意を。稚内を基点に二泊三日。二日目に島へ渡り、一日で山をピストンして、また稚内に戻る。その他の日は稚内周辺を観光しました。
一日目は、稚内空港からバスに乗り有名な宗谷岬へ。海の彼方に樺太が見えました。稚内のホテルに泊。翌朝のタクシーを予約。
二日目の朝。タクシーで稚内港へ。朝6時代の利尻島行きフェリーに乗り込みました。乗客は多数です。船から利尻島がよく見えました。利尻岳は利尻島そのものであることがよく分かりました。1時間40分ほどで利尻島鴛泊(おしどまり)港に接岸。
人々が降りて船の待合室で休んでいるとタクシーの運転手が声を掛けてきました。「登山口まで乗りませんか?」 せっかくだから北麓野営場の登山口まで送ってもらいました。
登山開始。鴛泊コースを進みます。登るにつれて傾斜が増すのが火山性の山の特徴。登るにつれて出会う人が少なくなるのが一般の山の特徴。途中展望のいい見晴台から、礼文島が海を隔てて下に見えました。九合目から先は砂の道で歩きにくい。砂で滑ってなかなか登れません。途中登山道を整備している人がいました。こういう人がいるお陰で我々は山に登れるのです。
ようやく山頂到着。山頂には社が一つありました。反対側を見るとローソク岩(写真参照)が望めます。山頂といってもこちらは北峰。隣の南峰の方が若干高い。ただし崩落の危険があり、通行止めと聞きました。
帰りに湧水で有名な「甘露泉水」(日本名水百選)の水を飲んできました。生の水をがぶがぶ飲んで下痢を起こさなかったのは、ここと屋久島だけ。
帰りは登山口から港まで徒歩。それでも船の時間に余裕があったので、港で時間を潰す。海岸には有名な利尻昆布が繁茂していました。ようやく来たその日の最後の便で稚内へ戻りました。
翌日は稚内市内を巡って、その日の午後飛行機で東京へ。

写真1 稚内空港        
写真2 空港から利尻島    
写真3 宗谷岬          
写真4 樺太方向        
写真5 稚内駅の線路     
写真6 日本最北端の駅    
写真7 ノシャップ岬       
写真8 ノシャップ岬から利尻島
写真9 フェリーから利尻島   
写真10利尻島に到着     
写真11鴛泊港         
写真12鴛泊港のペシ岬    
写真13中腹から鴛泊港    
写真14利尻岳六合目     
写真15礼文島を望む     
写真16展望台と海      
写真17頂上を望む      
写真18利尻岳九合目     
写真19利尻岳山頂       
写真20ローソク岩       
写真21南峰           
写真22甘露泉水        
写真23帰りのフェリーに乗船
写真24利尻島を去る    
写真25フェリーからの夕景 

ムービー1 船から利尻島

ムービー2 利尻島に到着

ムービー3 甘露泉水

ムービー4 利尻島を後に

ムービー5 海に沈む夕日

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