山頂で会いましょう

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塩見岳(静岡県・長野県)


南アルプスの健脚向け百名山です。小屋泊りの一泊二日。伊那方面鳥倉登山口から登りました。
JR飯田線伊那大島駅でバスを待ちます。バスはもっぱら登山用で数人が乗り込みました。バスは川に沿って鳥倉林道を進みます。
登山口着。大勢の人がいます。準備を整え出発。しばらくして急坂に差し掛かります。急坂を登りきって、尾根に沿ったトラバース道を進みます。ところどころに階段等はありますが、尾根道は緩やかです。展望のない樹林帯の中を進むとやがて三伏峠に到着。本日の宿、三伏峠小屋に着きました。受付で、同じバスに乗り登山口で一緒だったおじさん(お兄さん?)と再び出会いました。寝床を確保して、夕食を済ませ、早々と就寝。
翌日、例によって早朝出発。直ぐに昨日のお兄さんと出会いました。道々話を聞くと、テント泊のようで、リックにテントを詰めているとか。それにしては小さなリックです。塩見岳を越えて、間ノ岳から仙丈を経て、その麓に止めてある自家用車で帰るとのこと。大縦走です。(南アでは何泊もかけて、北から南、南から北へ縦走する人が多い)
途中お兄さんとは用をたすとのことで別れました。三伏峠小屋からの道は、急坂も少なく穏やかです。ただしあまり展望がありません。道は樹林帯の中に続いています。ただ特徴のある塩見岳の頂がところどころで見えました。一つ心配なのは雲ゆきです。雨は降りませんが、雲の状況から雷があるかも?こういった樹林帯では特に気をつけなければなりません。雷回避策はとにかく早めの登山です。昼過ぎには安全な場所まで戻る。
山頂近くの塩見小屋到着。その手前でイタチのような小動物を見かける。塩見小屋からは煙が立ち昇っていて、もう宿泊客は出発した模様。小屋で働いているらしいお姉さんがあくびをしながら出てきました。小屋の横で休んでいると、朝のお兄さんが追いついてきました。しばらく話し込む。お兄さんが言うには、標準タイムの6割。速いペースだそうです。
塩見小屋から先は岩の登りです。こういう岩場は一番苦手。目印に注意しながら道を外れないように。外れるとそこは崖です。時間を掛けて岩を登り、塩見岳西峰到着。その先を見ると東峰の方が明らかに高い。続いて東峰に。そこで休んでいたお兄さんと再び出会いました。その他にもどこから来たのか、数人の中高年登山者がいました。お兄さんが先に出発。その先に南アルプスの縦走路が続いています。
程なくして下山。三伏峠小屋に帰還。時間があったので、下の水場(三伏小屋跡)や烏帽子岳方面の道を訪れてみました。心配していた雷雨はなし。無事登山口着。バスに乗り、伊那大島駅へ(注)。
(注)JR飯田線は本数が少くないので注意。以前岡谷から豊橋まで全線乗ったことがありますが、さすが偉大なる?ローカル線です。(←意味不明)

写真1 三伏峠            
写真2 三伏峠小屋         
写真3 小屋前のテント場     
写真4 頂上への道         
写真5 山頂を望む         
写真6 塩見岳西峰頂上      
写真7 塩見岳東峰頂上      
写真8 北荒川岳へ続く尾根   
写真9 山頂から1         
写真10山頂から2         
写真11赤石山脈の山々1    
写真12赤石山脈の山々2    
写真13塩見岳と塩見小屋    
写真14下山道           
写真15三伏峠小屋を見下す  
写真16三伏峠小屋から塩見岳
写真17三伏峠小屋周辺    
写真18烏帽子岳への道    

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