山頂で会いましょう

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滝子山(山梨県)


東京から日帰り可能な山です。JR中央線の電車からもよく見えます。よく見ると山上に三つのピークがあります。
中央線高尾駅で乗り換え。笹子駅下車。国道20号線に沿って進みます。途中に小さな標識があり、それに従って左へ曲がる。中央線のガードを潜って、住宅地を通り、坂を上って中央高速道を越え、小さな公園のそばを通るとそこが登山口です。
しばらく林道を進んで左に折れて一般道を離れ、急坂である「寂ショウ尾根コース」へ。
この滝子山は、今まで2度登っている好きな山の一つですが、2回ともこの寂ショウ尾根から登っています。上部に岩稜があり、手を使って上ります。
2009年5月
小屋のようなところから左に折れ、やがて登りが始まります。峰ノ山の鞍部から尾根に出て傾斜も増します。途中林道を横切り、さらに傾斜を増す。初回は疲れてきたため、途中で休憩。この尾根は休むところもあまりありません。先ほど抜いたおばさん二人に逆に抜かれました。
そこから先は岩場です。手を掛け足を掛けて上り詰めます。最後に小さなピークを二つ越して山頂です。山頂では大勢の人が休んでいました。湯を沸かしたり、弁当を食べたり、はたまた記念写真を撮ったり、青山も写真を撮るのを頼まれました。狭い山頂がより狭く感じられました。青山は水筒から水一杯を飲んで下山。
帰りは、東へ向かい緩やかな坂を下って、初狩駅方面に向かいました。長い下りを経て川を渡り林道に出たらあとは道なりを行くだけ。
2015年5月
今回も同じルートで、寂ショウ尾根を登ります。2度目なので余裕でした。次々にグループを抜いていきます。この急登の寂ショウ尾根コースも意外に沢山の人が登っていました。岩場も難なく越して、最後のピークを越えて山頂へ。
帰りは、北へ向かいます。南側から見ると急な山ですが、北側は意外に平坦です。鎮西池の横を通り、緩やかに下ります。林道に出てから、そのまま林道を進むこともできますが、左側の沢沿いの道に入りました。道が細くなっていることもあり多少注意が必要です。笹子駅へ到着。ここの中央線は時間帯によっては電車の本数が少ないので注意。
実はその後再びこの寂ショウ尾根に取り付いたことがありました。3月でしたが平日だったので、登っている人はわずか。寂ショウ尾根から登って帰りもこの尾根を下る予定でした。この尾根は下りには不向きらしい。だからわざと人が少ない平日を選んだのです。
途中一人だけ降りてくる人とすれ違い、岩場に差し掛かる。今年に入ってあまり人が登っていないこともあり、道が荒れています。浮石もたくさんあります。こういう岩場で最も注意を払わないといけないのが、自分が起こす落石です。不安定な石に足を掛けたところ、その石が動いてしまい、西側の谷に落ちていきました。幸い人がいなかったため、事故などにはなりませんでしたが、少し怖くなり、さら岩場で手がかりが分からなくなったところで(探せばわかると思いますが)、引き上げました。そこから急坂を下って戻りました。
落石への心構えはまた別途話します。今回、山頂に達していないため記録には残していません。

写真1 滝子山山頂   
写真2 山頂からの眺め

    
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