山頂で会いましょう

天竺山（東京都）

2021年10月2日土曜日
またまた東京近郊の低山。五日市の天竺山です。昨日は台風の影響で雨。本日はうって変わって晴天。
ＪＲ五日市線終点武蔵五日市駅で下車。駅前には秋川、数馬方面に向かうハイカーや登山者がバスを待っていました。登山日和とあって沢山の人が訪れています。かつて青山もこのバスに乗って出掛けました。戸倉三山、笹尾根、浅間嶺、そして三頭山。何度も利用したバス。でももう乗ることもないかも？しれません。
反対方向、五日市線に沿って歩き住宅地の中を進む。「天竺山」の標識に従い踏切を渡って鳥居を潜ります。その先が三内神社。振り返ると鳥居と線路を越えて秋川丘陵が見渡せます。石段を上って神社の境内へ。その裏から登山道が伸びていました。緩い登り。すぐに尾根に上がります。その先を進むと崩れかけた石段があり、それを登り切ると早山頂。駅から計ってもわずか30分ほどで到着です。誰もいません。いくら登山日和でも、山には物足りないといった感じでしょうか？山頂には小さな社があります。東側が開けていて都心方向が眺められました。
帰りはあの崩れかけた石段を下りるのがちょっと不安。「まわり道」の標識に従い裏から下ります。その道も滑りそうなため、こんな低山ですが、持ってきたステッキを伸ばして、それを頼りに下ります。さて、このまま下るとどこに至るのか？（後で調べたところ、そこを下っても五日市の駅に戻れるようです）。できれば、登って来た道に出たいと思い、途中で道を逸れて細い作業道に入りました。思った通り石段の下に出ました。さらに下って途中の分岐「横沢南側尾根」と書かれた方向に進んでみましたが、道が悪くて途中から引き返しました。再び三内神社に戻り、そのまま駅へ。わずか1時間半ほどの登山でした。因みに「天竺」とは「インド」のことです。

写真1 街中の標識　　　　