山頂で会いましょう

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筑波山(茨城県)その3


2023年5月12日金曜日
相変わらず足慣らしの低山ですが、「筑波山」は日本百名山です。最高峰の「女体山」(標高877メートル)に最も楽に登れるのは、ロープウェイの「つつじヶ丘」登山口です。もう何度も登っていますが、いつもは筑波山神社側からの登りがメイン。ここから登るのは初めてです。(前回、2020年2月に登った時のもの
東京秋葉原駅からつくばエキスプレスで終点つくば駅下車、バスターミナルでバスを待ちます。この駅には大きなバスターミナルがあって、近くには筑波大学をはじめとする学術研究機関(またはIT系企業)が多くあるそうです。そこへ向かうバスがひっきりなしに出ていきます。まあ、青山には関係ありませんが。筑波山へ向かうシャトルバスは、平日ということもあり、1時間に一本。前のバスに間に合わずバス停で40分も待ちました。(土日祭日は本数が若干多い)
バスは意外と混んでいます。終点のつつじヶ丘下車。ここからロープウェイに乗れば山頂までは楽勝ですが、一応登山なので登山道から向かいます。(筑波山にはもう一つケーブルカーもあります。ロープウェイとともに下りには利用したことがありますが、何回かの登山において、上りに利用したことはありません。)
筑波山神社からの登山道は土の斜面に木の根が多い見晴らしのない道ですが、こちらは石と岩の道で、それなりに段差もあり、足もとも汚れず、登りは楽ですが下りは危なさそう。しばらく登っていくと、広場のような見晴らしのよい休憩場で、先を進む子供たちの一団に追いつきました。子供たちは、どうやら学校の遠足のようで、クラスごとに班をつくっていて、かなりの人数です。ところどころに先生がいて引率していますが、子供たちの体力面や、大人数だけあってなかなか前に進まない。これを追い抜かすのは不可能。まあ急ぐわけでもないからゆっくり行こうと決めました。
登山道は意外と急登です。下るところもあります。途中に休憩場があり、大勢の子供たちが休んでいたので、それを追い抜き先に進みます。その前にも子供たちが登っていて、先ほどの場所で休んでいたのは、一クラスか二クラスでしょう。クラスはいくつもあるらしい。子供たちの後について登ります。こんな大人数では、あの狭い山頂に同時に集まるのは無理と思いました。どこか山頂近くに広場でもあればよいのですが。
その先は、「弁慶七戻り」をはじめとする巨石の乱立している岩場の道。大きな石の下を潜ります。岩を登って山頂到着。子供たちはいませんでしたが、平日にも関わらず大勢の登山者が登っていました。山頂から下る際、下からきた子供たちの一団を登らせるために、道の脇で待機です。子供たちの列は途切れることがありません。一団が登り切るまで待ちました。下山は前回同様ロープウェイを使いたかったのですが、ロープウェイの駅の方向が分からなくなりました。お堂に続く脇道に入りましたが、下の道にロープが張ってあり、抜けることができません。仕方なく登ってきた岩の道を下りました。例のごとく足もとがおぼつかない青山にとっては、下りは遥かに恐ろしい。小さな段差でも、もし転倒したらという不安です。岩や木の幹に手を掛け、石の上にしゃがみこみながら、恐る恐る下る。ようやくバス停に下りたところで何と目の前でバスが出発。次のバスは1時間後。ベンチで時間をつぶしながらバスを待つ。ようやく来たバス。バスはほぼ満席です。これから始まる登山シーズンに向け、今年は登山者が多いだろうという予想です。

写真1 つくば駅バスターミナル
写真2 つつじヶ丘登山口   
写真3 登山開始        
写真4 登山道1         
写真5 登山道2         
写真6 意外と急登       
写真7 途中の休憩場     
写真8 巨石の下を潜る    
写真9 子供たちの一団    
写真10女体山山頂      
写真11下界を見下ろす    
写真12巨石群(出船入船)  
写真13巨石群(胎内くぐり) 
写真14山の花々       

    
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