上高地の活火山、焼岳です。
新宿から特急で松本へ。バスで上高地に。終点手前の「帝国ホテル前」バス停で降りました。新宿駅を朝7時に出る特急に乗ると、調度お昼時に上高地に着きます。(上高地に行く際はいつもこのルートを使っています)
梓川を渡って、対岸へ。そこから山道を進みます。途中西穂高に登る道が分かれていました。この西穂高の登山口には独特の門があります。
最初は、比較的へ平坦。次第に岩の急な上りになります。崖につけられた板橋や長いはしごを上ります。やがて樹林帯を抜け、見晴らしのいい草原に出ました。そこから上高地一帯が見下ろせます。梓川の両岸にホテルなどの建物が見えました。
少し疲れてきたため平坦な場所で休んでから出発すると、すぐに「焼岳小屋」に到着。手続きを済ませてから、時間があったため、これから山頂に向けて出発。すぐに見晴らしのよい「展望台」に到着。ここまではたくさんの人(ほとんどは焼岳小屋泊)が登って来ていました。
岐阜県側は新穂高。そこにロープウェイがあるはずですが、霧でまったく見えません。反対の上高地側は晴れいるのに。ロープウェイの音だけが間近に聞こえました。ここ北アルプスは日本の背骨です。峰の西側と東側では天候が違うのです。
そこから先は火山灰の砂の道。滑りやすい。岩肌に穴が開いていて、そこから噴気が立ち上っていました。まさに焼岳は火山です。
登るにつれて岩の傾斜が増します。やがて山頂到着。標識には「焼岳北峰頂上」とありますが、別の山頂(南峰)もある?ようです。(そちらの方が若干高い) 火口の池が真下に望めます。火口からは噴煙が立ち昇っていました。その煙が峰の上まで上がっていました。山頂から上高地一帯が望めます。
携帯で家に電話を入れる。その後下山。下山は慎重な足運びで、少しも滑らず、浮石も落とさず下れました。火山性の山はこうやって下るというわけです。
焼岳小屋に到着。シャツは汗でびっしょりです。それを二階で乾かす。夕食は一階。小屋内では歌謡曲が流れていました。
二階で夜を明かして翌日。他のお客さんはこれから山頂に登る様子です。青山はそのまま下山。下山中も多くの人が登ってきました。恐らく昨日は上高地で一泊したのでしょう。
帰りは上高地バスターミナルまで歩く。途中梓川に沿った道で、猿の群れに会いました。有名な河童橋で写真を撮った後バスに乗り込みました。
写真1 梓川と穂高連峰
写真2 焼岳への登山道
写真3 上高地と対岸の山
写真4 焼岳北峰頂上
写真5 噴煙に煙る峰
写真6 焼岳火口
写真7 火口に沿った道
写真8 山頂から上高地
写真9 焼岳小屋
写真10上高地から焼岳
写真11猿の親子
写真12河童橋
ムービー1
ムービー2
|