妖怪物語
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九州地方に現れるという。頭が人間でからだが牛の怪物。事件の「件」の字は、人べんに牛と書くことから、人間と牛の相の子と言う意味。内田百けん(この「けん」の字は、門構えに日ではなく月)の話に出てくる。
生まれると間もな水を飲み、その後人間の未来を予言したのち死ぬといわれている。
このように半身が別の動物として人間が想像したものは西洋にもある。頭が人間で身体が馬の「ケンタウロス」。逆に頭が牛で身体が人間の「ミノタウロス」。上半身が人間で、下半身が魚「マーメイド(人魚)」など。いくらでも考えられる。
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