妖怪物語

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目目連(もくもくれん)


障子に沢山の目がついて、それがこちらを見つめている様で描かれている。
壁に耳あり障子に目あり、と昔からよく言われている。人気のない場所でも、誰かが話し声を聞いている。何者かが見ている。かもしれないという恐怖心がこのように妖怪の姿を描かせた。人間には誰でも人に聞かれたくないこと、見られたくないことがあるようだ。