妖怪物語

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隠れ座頭

法師の姿をしていて、人、特に子供をさらい、隠れ里というところに連れて行くといわれている。隠れ里というのは、山奥にある別天地で、そこに通じる道がないため誰も行くことができない。そこにはさらわれた多くの子供たちが暮らしているという。
子供は家を出ると地理感覚がないためすぐに迷子になってしまう。人に見つかり家に連れ戻されることもあるが、そのまま行方がわからなくなることもある。
どこかで死んでいるのか、それともさらわれたのか？昔はそういった行方不明を神隠し、または妖怪の仕業と考えられていた。