2020年8月21日 金曜日
新潟県までの遠出登山ですが、東京から日帰りしました。有名な越後三山の一つです。三山の内百名山の駒ヶ岳には登っています。八海山は一番標高が低くて最高峰でも2000メートルに満たないのですが、岩場・クサリ場の多さから難易度は高い。もちろん今の青山には無理ですから、途中の「女人堂」まで。
例によって暑い毎日。関東平野を越えた日本海側も暑い。新幹線で越後湯沢まで、在来線で六日町へ。バスの時間まで大分あったのでロープウェー乗り場までタクシーを使いました。チケットを買って10名ほどの団体とロープウェーを待つ。ここで久しぶりに登山届を書かされました。展望デッキに上がるとそこから魚沼平野が見渡せました。団体さんは若者と年配の混成チームで、登山の打ち合わせをしている様子。それをしり目に青山は一人登山開始。鳥居を潜って登山道に入ります。すぐに避難小屋と八海山大神に。さらに階段状の道を登る。しばらくして四合目。ゆるやかなアップダウンの道を進む。大倉登山道との分岐(四合目半)到着。簡単なベンチがあります。ここまで20分程。まずまずのペースです。さらに緩やかな道。漕ぎ池への分岐通過。ここに標識があり「女人堂まであと少し」とありましたが、そこから先が少し急。胎内くぐりの分岐を通過。(胎内くぐりへはロープが張られて通行止めの様子) そこからはいくつくか梯子を上ります。標識に後少しとありましたが、なかなか女人堂には着きません。見上げると峰の上に小屋が見えます。あれが女人堂と思われますが、あそこまで上るのかと思うと気がめいる。
ようやく女人堂到着。ロープウェーからは1時間掛かりました。ここは調度六合目です。付近にベンチが多数あり、立派な避難小屋もあります。暑いので、小屋の影にあるベンチに掛けて休む。中高年の女性が一人休んでいました。聞いてみると連れの方がこの上の千本檜まで行っているらしい。女性は一人ここで待っているそうです。ペットボトルと水筒で水分補給。しばらくして同じロープウェーに乗っていた団体も到着。彼らはこの先に向かうものと思われますが、青山はここでユーターン。
ロープウェーとバスの時間を頭に入れつつ下ります。途中展望台に寄りました。登り始めには快晴でしたが、雲が出てきて展望なし。(その雲の様子から午後は落雷の可能性あり) ロープウェーで下り、バスの時間があったため下の売店で土産を買った後、来たバスに乗り六日町の駅へ向かいました。
写真1 ロープウェーで
写真2 南魚沼の平野
写真3 登山口
写真4 八海山大神
写真5 ゆるやかな登山道
写真6 四合目の標石
写真7 女人堂を見上げる
写真8 女人堂の小屋
写真9 女人堂より薬師岳
写真10八海山の峰
観光地応援
今年は例のコロナ騒ぎで、夏休みにも関わらず、全国の観光地も人の出は少ない。政府の何とかキャンベーンも効果なし。寂し限りです。子供たちの夏休みも短縮され、8月半ばにして学校再開。待ちに待った夏休み。本来なら海や山に出掛けるはずが勉強を強いられるなんて、可哀想な話です。子供にとって、勉強と遊びとどっちが大事?言うまでもないことです。子供は遊びながら学ぶのです。遊びを知らない子供たちが将来大人になったらどうなるか?
今年は家から一歩も出ない。仕事も買い物もすべてオンラインで済ませる。空しいご時世です。青山の私見では、世間はコロナを過剰に恐れすぎている様な気がします。悪いけどコロナに掛からなくても人間はいつか死ぬのです。しかも今日死ぬかもしれない。今やりたいことは今やればいいのです。遊びたいなら今遊びましょう。出掛けたいなら今出掛けるべきです。遠慮する必要はありません。世間に合わせる必要もない。日本は特に周りを気にしすぎ。人と違うと周囲から変な目で見られる。それを嫌っているのです。人と違うことをやって何が悪い。自分一人がまともで、周りの方が馬鹿だと思えばいいのです。
観光地を救いたい。せめて青山だけは、コロナなんか恐れず、周りなんか気にせず、出掛けたい所に出掛けたいと思います。
このコロナ騒ぎの中、人々はいくら不景気でも働かなくちゃならないから暇がない。なおかつ収入も減って豪華旅行に出かける経済的余裕もない。おまけにコロナに感染するのが怖い。だから観光を敬遠する。ただ、例のキャンペーンで今まで手の届かなかった高級リゾートホテルに泊まれることになった。だったら一回だけ行こう。
悪いけどこれじゃ意味がないんです。高級リゾートは確かに儲かるかもしれない。ただし、多くの中小の旅館は救われない。ほとんど閑古鳥が鳴いている状態です。こんな話ってありますか?高級ホテルを儲けさせるために、そして富裕層を喜ばせるために、我々の血税が使われているのですよ。青山は高級リゾートなんかに泊まりたいとは思いません。安くてもいいから普通の旅館に、できるだけ沢山泊まる。これが多くの旅館を救うことだと思います。
皆さんもこういう時期だからこそ、たくさん出掛けようじゃありませんか。
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