山頂で会いましょう

トップへ戻る 登山の記録へ戻る

白岩滝・金比羅山(東京都)


 東京都の丘陵地帯。相変わらず低山歩きです。以前(「雷電山(青梅丘陵)、要害山、麻生山(金比羅尾根)」参照)」出掛けた麻生山-金比羅尾根を歩くつもりだったのですが、最高峰の麻生山には行けませんでした。
2022年6月24日 金曜日。本日は、会社を休んで平日の登山です。
昨日まではさほど暑くなかった陽気が本日よりまさに真夏日。こんな折低山登山はある意味地獄です。山に登り始める前は寒いのよりも暑い方が苦手でした。でも、3000メートル級の山は別にして、特に春から夏にかけての登山は暑いのは当り前。暑がっているだけでは山に登れません。登山を続けていくうちに暑さがそれほど苦にならなくなりました。でも、今日は暑い。
2016年6月だから調度6年前。東京都五日市の低山、麻生山(標高794メートル)とそこから金比羅尾根を下って武蔵五日市駅に下るルートを辿りました。
JR五日市線の終点武蔵五日市駅から、バスでつるつる温泉方面に向かう。バスは都会近郊とは思えないほどの深い山の中を進みます。道に沿った川は正に谷川です。白岩滝バス停下車。平日なのにも関わらず、意外にも若者のハイカー数名が降りました。恐らく白岩滝経由で日の出山方面に向かうものと思われます。バス停から林道を上り10分ほどで、この辺りでは有名な白岩ノ滝に辿り着きます。途中に公衆トイレもあります。遊歩道を進むと意外と落差がある滝に出会います。他にも小さな滝がいくつかあり、滝の落ちる音と重なって涼しさを感じます。その先の遊歩道を進んだところで道が崩落している箇所に出会いました。その先には道が続いている様子。もちろん以前の青山なら難なく越せたと思いますが、今は足もともおぼつかない状態。ここから麻生山を経由するルートをあきらめ、残念だけど引き返しました。見ると左の尾根道にピンクのテープが。案内板があり、ここが迂回路になっている様子。ここを登れば、尾根に出るはず。でも何となく急。行けないことはないけれど、今日はやめておきました。バス停へ戻る。そのままバスで武蔵五日市駅へ。
このまま帰ろうか?でもせっかく来た。交通費がもったいない。時間もまだあることだし、近くに登れる山はないか?ということで、駅から近い金比羅山に向かいました。
街中を抜け、車がやっと通れる細い道を進んで金比羅山登山口から登山開始。そこからはひたすら上りです。空は快晴。気温上昇。汗だらだらです。ところどころにあるベンチに掛けて休む。ペットボトルで水分補給。暑さと疲労でバテてきました。もう引き返したい。こんな低山なのに・・・
休みながらも気を取り直して、もう一息と道を進みました。途中の展望台からの眺めは最高です。五日市の街並みや都心方向が望めます。意外と高く登った実感。眺めが良いこと、これも山の楽しみです。頂上付近にある東屋やベンチを越えて、ようやく琴平神社に到着。山頂には意外とたくさんのハイカーが訪れていました。みな中高年ですが。どのベンチも一杯で、調度お昼時だったため、飲食をしながらにぎやかに談笑していました。頂上の三角点がよく分からない。一応調べてみると神社の標高438メートル。どうやら山頂はそこから先の標高468メートル。6年前に来たときは、逆のルートで麻生山から下ってきたことからよく分かりませんでした。神社の奥を進むと大きな岩(天狗岩と言うそうです)がありました。帰りは来た道を戻り駅へ。

写真1 白岩滝バス停  
写真2 公衆トイレ    
写真3 遊歩道入口   
写真4 沢の流れ     
写真5 遊歩道の様子  
写真6 道の崩落箇所  
写真7 迂回道      
写真8 金比羅山道標  
写真9 登山道の様子  
写真10五日市の街並み
写真11琴平神社    
写真12天狗岩      
写真13都心方面    

ムービー1 白岩滝1

ムービー2 白岩滝2

ムービー3 白岩滝3

メール